東淀川区にあります、「菅原天満 地域支援施設」

開園の間際になってしまいましたが、先日、無事に竣工・お引き渡しできました。

0・1・2歳児の小規模保育園とカフェ、菅原天満宮の社務所が併設されています。

道路から手前に、六角形の平面をした子供たちのランチルーム（カフェ）、屋外の回廊奥に保育室があります。

外壁は杉下見板貼を黒く塗装し、木製サッシはクリア色で木の質感を大切にしました。

保育室はエリアで分ける0・1歳児の部屋と活発な2歳児の部屋の2部屋あり、

どちらも床暖房と間接照明で過ごしやすく、木の柔らかい質感に包まれています。

植栽は時期的に難しく、今は既存の樹木だけですが

春に予定している植樹が完成してからの景観がとても楽しみです。

越智工務店さんと職人の皆さんは暑い夏から寒い冬まで、丹念な仕事ぶりで丁寧に造り上げて下さってありがとうございました。

そして3年前から始まった幼稚園の増築、改装、今回の保育所の新築と、

さまざまな幼児教育に関わる建築の設計監理を任せて下さった理事長・園長先生はじめ関係者の皆さまには感謝しきりです。

受け入れの本番は春から、まだまだ頼りなく小さくてかわいい子供たちが、楽しく穏やかな時間を過ごせる施設であれば嬉しいな。と。

考えると緊張しますが、ひとまずはお引き渡しできたことの満足感を味わいたいなと思います。

（茨木）