神戸にあります「平和台町の家」
築50年ほどの木造2階・戸建て住宅の改修工事が終わりました。
昨年の8月から内部の解体工事が始まり、約半年間の工事となりました。
解体後の耐震改修内容については以前のレポートに載せておりますので、下記URLをご覧ください。
解体前
1階は締め切っている部屋も多く暗い印象でした。
2階にリビングやキッチンがありました。
改修後
改修後は今後長くこの家で過ごすことを考えて、1階にLDK・水廻り・寝室を設け、1階だけでも生活が行えるようにしました。
2階の床の一部を抜いて吹抜けとし、以前は暗く急だった階段もゆったりとしました。
外壁はそのままのため、開口部は以前と同じ位置にありますが、高性能なサッシに変更し間取りを変えるだけで見違えるほど明るくなりました。
元々あった玄関ドアはお施主様が作成したものです。
その内側には改修前に2階の壁に貼ってあった木板を貼りました。
取手は雰囲気を合わせてアイアンのものにしました。
建物の傾きが大きかったため、大工の皆様は想像以上にとても苦労しておりました。
皆様のおかげで無事に完成することができ、感謝しております。
足立工務店、岩崎工務店の皆様ありがとうございました。
(いしだ)
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